「道成寺」御坊市
「レストランふくすけ」での懇親会の前に、せっかくだからと「道成寺」を見学しました。
こちらのお寺は大仏殿を造った聖武天皇の生母であり文武天皇の夫人である宮子姫の願いで、文武天皇の勅願により大宝元年(701年)に開創されたといわれています。
建立は紀大臣道成によって行われたため道成寺と名付けられたとそうです。
また、千手観音は義淵僧正によって造られたといわれているようで、そのことから開山は義淵僧正とされています。
道成寺は創建以来8世紀後期まで大いに栄え大伽藍を備えた大寺院となったようですが、その後いったん衰退しましたが、10世紀には再び繁栄したといわれ、現在に至っています。
こちらには安珍清姫伝説があります。
清姫に思いをかけられた熊野詣での修行僧安珍が、清姫から逃れるために道成寺の鐘の中に身を隠しましたが、日高川を渡るために蛇に化身した清姫がその鐘に巻き付き鐘もろとも安珍を焼き殺してしまったそうです。
延長6年(928年)のことと伝えられています。
こちらのお寺は新西国第五番札所です。
まずは目の前に表れたのは「仁王門」です。
朱塗りも鮮やかで新しい感じのする建物です。
現存の「仁王門」は元禄7年(1694年)に再建されたものといわれています。
仁王門が新しい感じのするのは昭和38年(1963年)に解体修理されているためかと思われます。
「本堂」です。
現在の「本堂」に相当する堂宇は正平12年(1357年)頃造営されたとの説もあるそうですが、現存の建物は天授4年(1378年)に再建されたものといわれています。
「本堂」は南側と北側の両面に正面がある珍しい構造で、両正面裏無し堂といわれ、南正面は通常の正面で、北正面は奈良に向かうように建てられているとのことです。
かつて、本堂には北面と南面に大きい二体の本尊が安置されていたようです。
南面の本尊、千手観音像は大宝殿に移されましたが、北面に安置されている千手観音像は北向観音と呼ばれ、三十三年毎に開扉される秘仏として現在も本堂に安置されているそうです。
東側に「三重塔」が建てられています。
現存の「三重塔」は創建時の塔跡に、宝暦12年(1762年)に再建されたものといわれ、内部には三重塔の本尊、大日如来が安置されているようです。
周りを見渡すと気になる案内が・・・
「道成寺の七不思議」が案内されています。
まずは一つ目です。
確かにそう見えます。
二つ目です。
三つ目です。
違いがわかりますか?
以下ご覧ください。
とても静かなお寺でした。
(所在地)
和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738
(電話番号)
0738-22-0543
(HP)
(HP)←今回の記事の内容はこちらのHPを参照させていただきました。
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2012/04/22 10:44 | COMMENT(0) | TRACKBACK(1)
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2012/04/22 | まとめwoネタ速suru |
まとめteみた.【「道成寺」御坊市】
「レストランふくすけ」での懇親会の前に、せっかくだからと「道成寺」を見学しました。こちらのお寺は武天皇の生母であり文武天皇の夫人である宮子姫の願いで、文武天皇の勅願により大宝元年(701年)に開創されたといわって行われたため道成寺と名付けられたとそうです。?...